スキルアップでお給料アップ!
ホームヘルパーは資格を取得して働いていくことで資格の他にもキャリアがついてくるので、その資格とキャリアを活かしてもっと有利な処遇や給与も考えることができます。ホームヘルパーの資格だけでも仕事をするには十分ですが、お給料を度外視して働いている人もいます。しかしやはり生活の質を高めるにはお給料は欠かせない要素です。そのため自分が理想とする生活を求めるために、好きな仕事を変えざるを得ない状況になってしまうこともあります。スキルアップをしてお給料を上げる方法について紹介します。
スキルアップ
まずホームヘルパーとして働く場合に使える資格としては介護職員初任者研修と実務者研修の2つとなります。介護職員初任者研修は介護の入門資格として取得する人も多く、基本的な知識と技術を習得して、指示を受けながら介護業務を実践します。そして介護職員初任者研修は講習を受講して筆記試験などもないため、最も取りやすい資格とも言えます。実務者研修は介護職員初任者研修から一つステップアップした資格と言えます。介護福祉士を目指すのであれば必須の資格でもあります。
そして実務者研修を取得することによってスキルアップとして介護福祉士の資格を取得することができるようになります。介護福祉士は介護職員初任者研修や実務者研修とは大きく違い、その違いの一つに国家資格という点もあります。介護福祉士は国家資格ですので、介護のプロフェッショナルとして介護施設で活躍することができます。企業側も国家資格の信頼はとても大きくなっています。
ケアマネージャー
ステップアップしていくことのできる仕事としてケアマネージャーの資格もありますが、ケアマネージャーは仕事内容が大きく変わります。ホームヘルパーは利用者の自宅に訪問して介護を行う仕事ですが、ケアマネージャーは介護保険を利用するための支援をする仕事になります。そのため介護の仕事ではありますが、利用者の近くで仕事をするわけではないので現場で利用者と接することができなくなります。
ケアマネージャーの資格を取得するためにはホームヘルパーとして5年以上の勤務実績が求められ、5年以上の勤務実績を積むことで資格試験に挑戦することができます。ケアマネージャーも資格は国家資格であり、合格率も低くなっているため筆記試験対策などもしっかりと勉強をする必要があります。比較的取得が難しい資格ですが、体力的に厳しくなってきたなどの理由から資格を目指す人もいます。